オラクルクラウドに無料でDBを構築するには

クラウド

今まで自分のPCにVirtual Box(VB)を入れて、Linuxを入れて、その上にOracle Databaseを構築したりしてませんでしたか?

私のPCにもVBを使ってOracle DBが入っています。
ただ、メモリを多く使うため、ちょっとしたネット用のPCでは作業するには貧弱でストレスを感じることも。

メモリを大量に積むにはそれなりにお金がかかるし・・・

ということで、これからの時代はクラウドネイティブということで、Oracle Cloud上に自分のテスト環境を無料で作っちゃいましょう!

OCIのアカウント作成手順

日本オラクルのHPから右上のOracle Cloud無償ティアのリンクをたどっていきます。

日本オラクルのトップページ
日本オラクルのトップページ

次に、「今すぐ始める(無償)」をクリックしてアカウント作成へ。

Oracle Cloud無償ティアのページ
Oracle Cloud無償ティアのページ

まずは、Emailと国の指定をしていきます。

Create Accountのページ
Create Accountのページ

個人情報を入力していきます。基本、個人で使う分にはPersonal Useでいいと思います。

Enter Account Detailのページ(前半)
Enter Account Detailのページ(前半)

携帯電話による認証確認のため、携帯番号を入力していきます。

Enter Account Detailのページ(後半)
Enter Account Detailのページ(後半)

SMSで届いた番号を入力していきます。

Verify Your Mobile Numberのページ
Verify Your Mobile Numberのページ

新規パスワードの入力をしていきます。
大文字・小文字・数字・特殊文字を含めた12桁以上で作成する必要があります。(12桁とかの制限は初めての経験でした)

Enter Passwordのページ
Enter Passwordのページ

無料で利用できるとはいえ、クレジットカードの入力が求められます。
無料の範囲内で利用している分には、支払いは発生しません。
有料の機能を使ってみたいといった場合で使われます。

Payment Informationのページ
Payment Informationのページ
Payment Informationのページ
Payment Informationのページ

チェックボックスにチェックを入れて、「Complete Sigh-Up」をクリックすると、アカウント作成に入ります。

Payment Informationのページ
Payment Informationのページ
Create Accountのページ
Create Accountのページ

アカウント作成が完了し、サインインの画面に移りますので、登録したUSER NAME(Email)とパスワードでサインインします。

サインインのページ
サインインのページ
サインイン後のページ
サインイン後のページ

これでアカウント作成し、OCIへサインインできるようになりました。

Databaseの構築手順

サインイン後のクイック・アクションから「データベースの作成」を選択します。

クイック・アクションのページ
クイック・アクションのページ

表示名やデータベース名は自動で入力されているので、自分の管理しやすい名前に変更もできます。

Autonomous Database作成のページ
Autonomous Database作成のページ

ワークロード・タイプは自分が作りたいDBによって、トランザクション処理系(OLTP)なのかデータウェアハウス系(DWH)なのかを選択します。

デプロイメント・タイプはサーバーレスで。専用インフラストラクチャだと有料版になってしまいます。

Autonomous Database作成のページ
Autonomous Database作成のページ

データベースの構成で「Always Free」を選択し、OCPU数やストレージサイズが自動で決まります。
(無料版は1OCPU、20GBとなります。)

Autonomous Database作成のページ
Autonomous Database作成のページ

管理者資格証明の作成でADMINユーザ用のパスワードを設定します。
ここも12桁以上で設定が必要となります。

ライセンス・タイプの選択は無料版では「ライセンス込み」となります。

Autonomous Database作成のページ
Autonomous Database作成のページ

あとは、Autonomous Databaseの作成ボタンをクリック!

作成中の画面に遷移します。

Autonomous Database作成中のページ
Autonomous Database作成中のページ

「使用可能」にステータスが変われば、Databaseの作成完了です。

Autonomous Database作成完了のページ
Autonomous Database作成完了のページ

おわりに

Databaseの作成は、「Autonomous Databaseの作成」ボタンをクリックして3〜4分で出来上がってきました。

DBへの接続は、端末にOracle Clientを入れてSQL*PLUSで繋いでもいいし、
サービス・コンソール → Development → SQL Developer Web をクリックしてDatabase構築時に設定したADMINのユーザ、パスワードで接続することも可能です。

サービス・コンソールのタグ
サービス・コンソールのタグ

サービス・コンソールではサーバのリソース状況を確認できます。

サービス・コンソールのページ
サービス・コンソールのページ

DevelopmentでSQL Developer Webをクリックします。

SQL Developer Web選択のページ
SQL Developer Web選択のページ

ADMINユーザとしてSQLを実行できます。

ログイン画面
ログイン画面
SQL実行環境のページ
SQL実行環境のページ

DBA_USERSディクショナリを表示した場合。

DBA_USERSディクショナリをSELECT
DBA_USERSディクショナリをSELECT

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